【巨人】長嶋茂雄さん死去後、初勝利 阿部監督「勝っていいところを見せよう」と5連敗を止める

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読売ジャイアンツは、長嶋茂雄終身名誉監督が89歳で逝去した後、初めての勝利を挙げました。これまで今季最悪の5連敗を喫していましたが、長嶋さんが愛したホームグラウンドでの弔い星となりました。

阿部慎之助監督(46歳)は「勝っていいところを見せようということを言ってました」と語りました。前日の試合後には「『1つ勝つのは難しいよ』という言葉をいただいているのかもしれませんね」と話していましたが、翌日には勝利を収め、「ホッとはしてはいけないけれど、連敗を止められたというのは良いステップにしてほしいし、これからが勝負だと思います」と語りました。

5回までわずか2安打に抑えられていた打線の反撃は6回に始まりました。2死後、5番の増田陸内野手(24歳)が左翼スタンドへ4号の先制ソロホームランを打ち、20イニングぶりの得点を記録しました。続けて代打の丸佳浩外野手(36歳)が右翼スタンドへ1号ソロを放ち、メモリアルな瞬間となりました。長嶋さんが35年間CMを務め、「ミスター、感動をありがとう」と書かれたセコムの電子看板が掲示される中、東京ドームは大いに沸き立ちました。

先発のグリフィン投手は6回を4安打、6奪三振で無失点に抑え、その後は中継ぎ陣がつないで勝利を手にしました。

東京ドームではこの日から追悼記帳所が設置され、多くのファンが訪れ、開始前から約100人の列ができるなど、故人を偲ぶ姿が見られました。

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